コラム 「 とかちの窓から 」Column

第120回 『マスクとニキビについて ~(2)こんな方法でマスク着用によるニキビを減らしましょう~』
(2014年8月20日配信)

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

こんにちは。とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

先日、何と地元のFM局『FM JAGA』さんの開局20周年記念番組に 出演させていただきました。

お話をいただいた時は、
『ただの電話インタビューですから』といわれ、
『そういえば10年くらい前にも 、友達の輪みたいな企画で、
 友人経由で電話インタビュー受けたことあったなあ~』
と軽い気持ちで受けてしまいました。

ところが出演の数日前にいただいた企画書をみると、

『7月7、8日は周波数(77.8Mhz)にちなんで「JAGAの日」です。
 今年の「JAGAの日」は、
 開局20周年記念対談企画『DJが十勝のチャレンジャーとつながる!』
 をお送りします。
 これからの十勝を考えるきっかけになるように、
 明日の十勝を変えるステキな方にお話をうかがいます——-』
とあり、時間も10分~20分を想定とのこと。

絶句してしまいました。

私は、確かにオリジナルのドクターズコスメの通販やメルマガ発行
は早い時期から取り組んでいます。
でも、『チャレンジャ ー』の器ではありません。

『せっかくだから、やってみれば』
と当科のスタッフにも励まされ出演しました。

電話では難しい企画と判断され、結局はスタジオでの生放送となりました。
興味のある方は、

こちら (http://www.jaga.fm/otoblo/ob_detail.php?id=64
で当日の放送内容をお聞きいただけます。

ただただ冷や汗をかいた1日でした。

本年度、個人での最大の『チャレンジ』がこの出演でした。

仕事上の『チャレンジ』では サイトのリニューアルを行いました!!
まだ、プレオープンですが、
         http://www.bihaku-labo.jp/  を是非ご覧下さい。

毎日、平凡な生活を送っていると、 つい『チャレンジ』してやってみようという気持ちが薄れてきます。

でも、そのままでは時代の流れが早く、
気づいたら取り残されていたということにもなりかねません。

『ニキビ治療』の『チャレンジ』には、いろいろな形があります。

朝、十分間の早起きに『チャレンジ』してみてはどうでしょう。

『トイレの時間が確保でき、便秘が改善した』
『毎日、朝ご飯を食べるようになりました。
 そういえば新しいニキビが出なくなったわ』
などという結果につながることでしょう。

『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが 、月に1度必 ず届く、

 『ちょっとした「チャレンジ」を後押しする
           価値あるニキビ改善情報を提供する定期便』
になれば幸いです。

ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

 とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を毎月発行しております。

 そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せています。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)

今日から私は以下の4つを良く守り、
ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

 これは私が皮膚科診療を24年やってきた中で非常に重要と思い標語にしたものです。

 ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。このコラムでは、第15回までは『ニキビ治療の4ヶ条』を系統立てて解説してきました。

 第16回からは『落ち穂拾い』と題して、『ニキビ治療の4ヶ条』を『基本中の基本(中核)』と考え、日々気付いたニキビ治療に関連したこと一つ(今まで取り上げていなかったが重要なことなど= 落ち穂 )にフォーカスをあて(= 拾い )、お話させていただいています。

前回は、『ニキビ』の悪化原因となる『ストレス』への対処法はお休み。
最近、目立つ『マスク』と『ニキビ』についてお話させていただきました。

今回は、
『マスク』による『ニキビ』発生を防ぐ方法を考えたいと思います。

私は、前回のコラムの内容を考慮して

『マスク』による『ニキビ』発生が疑われる『ニキビ患者さん』の総称を
      『ニキビ・マスク関連の患者さん』

『伊達マスク』が顔の皮膚に刺激となり『ニキビ』が発生しても
 スルーしがちな『ニキビ患者さん』の総称を
      『伊達マスク派のニキビ患者さん』

と命名します。(以下で使 用させていただきます。 )

『マスク』着用による『ニキビ』発生を防ぐ方法。
それは『マスク』をしないことが最善の方法です。

しかし、『伊達マスク派』や『業務上でマスク着用が必須の方』に
無理強いすることはなかなか難しいと思います。
自分なりにいくつか方法をあげてみました。

イ)刺激の少ない柔らかい生地のマスクを使用する。
ロ)鼻当てやマスクの端・角の部分に注意する。
ハ)毎日取り替えて、常に清潔なものを着用する。
ニ)業務上、気密性が必要とされる方を除き、少し大きめのものを選ぶ。
ホ)家の中ではマスクを外して、マスクをする時間を短縮する。
ヘ)Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場所)のTPOに即して
  マスクを柔軟に変える。
それぞれに対して少し 考えてみましょう。

イ)刺激の少ない柔らかい生地のマスクを使用する。

  現在、一般的に使用されている不織布(ふしょくふ)のマスクは硬く、
  肌を刺激する場合が多いです。
  柔らかいガーゼマスクを使用したり、
  不織布のマスクの内側に薄いガーゼを入れて刺激部分をカバーする
  方法も考えられます。

ロ)鼻当てやマスクの端・角の部分に注意する。

  特に肌への刺激が目立つのが上記の部分です。
  マスクの種類によってはうまく工夫されているものもあります。
  いろいろ試してみる価値があります。

ハ)毎日取り替えて、常に清潔なものを着用する。

  意外と守られていないのがこれです。男性で多く見られます。
  また、マス クが高価な場合に同じマスクを何日も連続使用する例も
  あるようです。注意しましょう。

ニ)業務上、気密性が必要とされる方を除き、少し大きめのものを選ぶ。

  『伊達マスク派』の方にオススメの方法です。
  美意識の高い『伊達マスク派』の方は、
  着用の仕方の角度を少し変えるとオシャレに見えます。
  『業務上、気密性が必要とされる方』は、
  会社指定のものを指定される場合がほとんどですが、
  自腹で購入したものを責任者の方に認めてもらえることもあります。
  一度、相談されてはいかがでしょうか?

ホ)家の中ではマスクを外して、マスクをする時間を短縮する。

  家の中でも『マスク』を着用している方もいらっしゃるようです。
  玄関に『鏡』『マスク』『ゴミ箱』の3点セットを置いておく方法
  はどうでしょうか?
  お出かけになる時に、玄関で『マスク』を着用して『鏡』でチェック。
  お帰りの際には、玄関で『マスク』を外して『ゴミ箱』に捨てる。
  習慣付けが大切です。

ヘ)Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場所)のTPOに即して
  マスクを柔軟に変える。

  これは私からの提案です。

  『ニキビ・マスク関連のニキビ患者さん』を診察していると、
  マスクを箱買いして同じマスクを使っている方がほとんどのようです。
  これでは、改善の道を閉ざしてしまいます。

  『伊達マスク派のニキビ患者さん』の方は、
  特に美意識が高いと思います 。

そこを逆手に取って、『ファッションの一部』として
『ニキビ・マスク関連のニキビ患者さん』の改善につながるように、
『マスク』に対する考え方を変えてしまう方法を考えました。

  

  (例1:デート)

  今日は、デートだから化粧崩れも気になるので『立体マスク』。
  ちょっと『ニキビ』が目立つから、やや大きめで。
  少し角度もつけてみようかな?

  (例2:インフルエンザの流行中の電車内 → 営業先へ移動)

  電車内は感染が心配なので『不織布のピッタリマスク』。
  営業先の部長は身なりにうるさい人だった。
  営業先では待ち時間が少しあるから、
  すぐはずせる『ゆったり目のガーゼマスク』。
   多少の『ニキビ』はうるさく言われないだろうけど、
  マスクを外して面談する時、顔にマスク跡がクッキリ残っていたら、
  ネチネチ言われそう。気をつけよっと!

という具合です。

それから、『マスクの保存・携帯の際の衛生面』が気になる方は、
100円ショップの便利グッズの活用をオススメします。

1)マスクの種類ごとに数枚ずつ『チャック付き小ビニール袋』に入れる。

2)マスクを入れた複数の『チャック付き小ビニール袋』を、
  大きめの『ジッパー付きネット袋』などにまとめて入れて
  カバンやバッグに入れて持ち歩く。

3)『ジッパー付きネット袋』を複数、用意しておくと更に便利です。

ニキビ改善にはマスクをはずすことが 必要です。
今回のコラムが、
『伊達マスク派』も含めた『ニキビ・マスク関連のニキビ患者さん』
のニキビ改善の一助となれば幸いです。

[今回のポイント]は以下の通りです。

【今回の4決め!落ち穂拾い】

『マスクとニキビについて   ~(2)こんな方法でマスク着用によるニキビを減らしましょう』

  • ■『マスク』による『ニキビ』発生が疑われる『ニキビ患者さん』
    の総称を    『ニキビ・マスク関連の患者さん』

    『伊達マスク』が顔の皮膚に刺激となり『ニキビ』が発生しても
    スルーしがちな『ニキビ患者さん』の総称を
              『伊達マスク派のニキビ患者さん』
    と命名しました。
  • ■『伊達マスク派』や『業務上でマスク着用が必須の方』に
    『マスク』をはずすことを無理強いすることは難しく、
    自分なりにいくつか方法をあげてみました。
  • イ)刺激の少ない柔らかい生地のマスクを使用する。
    ロ)鼻当てやマスクの端・角の部分に注意する。
    ハ)毎日取り替えて、常に清潔なものを着用する。
    ニ)業務上、気密性が必要とされる方を除き、
    少し大きめのものを選ぶ。
    ホ)家の中ではマスクを外して、マスクをする時間を短縮する。
    ヘ)Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場所)
    のTPOに即してマスクを柔軟に変える。
  • ■『マスクの保存・携帯の際の衛生面』が気になる方は、
    100円ショップの便利グッズの活用をオススメします。

    1)マスクの種類ごとに数枚ずつ『チャック付き小ビニール袋』に入れる。
    2)マスクを入れた複数の『チャック付き小ビニール袋』を、大きめの『ジッパー付きネット袋』などにまとめて入れてカバンやバッグに入れて持ち歩く。
    3)『ジッパー付きネット袋』を複数、用意しておくと更に便利です。
  • ■ 今回のコラムが、『伊達マスク派』も含めた 『ニキビ・マスク関連のニキビ患者さん』 のニキビ改善の一助となれば幸いです。

冒頭でもお知らせしましたが、
長年の課題であったサイトのリニューアルを行いました!!
まだ、プレオープンですが、
         http://www.bihaku-labo.jp/  を是非ご覧下さい。

ご注文が簡単になり、スマホにも対応できるようになりました。

『チャレンジ』はちょっと敷居が高い言葉のように思えます。

『一歩前に進んでみる』と考えれば意外と簡単に感じられて 取り組みやすくなります。オススメの考え方ですね。

次回は、
『ニキビ』の悪化原因となる『ストレス』への対処法について
再び考えたいと思います。

それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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