コラム 「 とかちの窓から 」Column

第137回 『「早起きの習慣化」で生活に余裕を!「ニキビ改善」にもつながります!(1)』
(2016年1月20日配信)

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

少し遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

昨年12月から愛用しているもの。
それは、松岡修造さんの『日めくり ほめくり、修造!』
という『日めくり』です。

毎日、修造さんの『熱いほめ言葉』に背中を押されるこの『日めくり』。
私は、少し明るい気分で仕事に取り組めるようになりました。
ベストセラーとなっているのもうなずけます。

松岡修造さんは、1967年11月6日生まれの48歳。
私とほぼ同年代。
阪急東宝グループ創始者の小林一三氏の孫にあたる『東宝の御曹司』。
サラリーマン家庭出身の私にとっては、羨望の的でした。

最近、修造さんは親元からの援助なしで厳しい選手生活を送っていた
ことを知り大変驚きました。

三十一日の
『弱い自分。強い自分。全部、自分なんだ』
は特にお気に入り。

一部引用させていただきます。
『 強い自分も、弱い自分も、
  すべてが今の君につながっているんだ。
  人間は、真正面から自分のすべてを認めた時、
  良い意味で開き直ることができる。
  そうすれば、勇気がわき、
  本当の力が発揮できるようになるんだ。』

今では、毎日、修造さんに『叱咤激励』されて生きています。

『激励してくれる存在』は大切ですね。

人間は弱い存在。
ちょっとしたことで心が折れてしまうこともあります。
『励まし元気づけられる』ことで、
『やっぱりもう少しがんばろう』と思います。

『少しのがんばり』では『ニキビ改善』には至らないことも多いもの。

『もう少しがんばってみよう』と
修造さんの『日めくり』のように継続的に『激励』され、
チャレンジしていくことが、『ニキビ改善』につながります。

『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 25年の皮膚科外来診療で得られた「経験」をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿などの
  「ニキビ改善」に重要な「良い刺激」となる情報を数多く提供。
  「ニキビ改善」に継続的に「激励」されチャレンジするうちに
  「ニキビ改善」への道が開ける定期便 』

になれば幸いです。

ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を
毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せて います。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、
ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を25年やってきた中で非常に重要と思い標語に
したものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

このコラムでは、第15回までは『ニキビ治療の4ヶ条』を系統立てて
解説してきました。

第16回からは『落ち穂拾い』と題して、『ニキビ治療の4ヶ条』を
『基本中の基本(中核)』と考え、日々気付いたニキビ治療に関連した
こと一つ(今まで取り上げていなかったが重要なことなど= 落ち穂 )
にフォーカスをあて(= 拾い )、お話させていただいています。

(バックナンバーは   http://www.tokachi-derma.com/content/column をご覧下さい。)

第112回からは、『ストレス』の対処法に最適な本
『「凹(ヘコ)まない」技術』( 西多昌規 著)
をもとに、『ニキビ』と『ストレス』についてとりあげています。
『ニキビ』と『ストレス』の対処法は、しばらくお休み。

前回は、『スーパーフード』を理解して『ニキビ改善』につなげる方法
を考えました。

今回は、『早起きの習慣化』について取り上げます。

冬は陽が昇る時間が遅くなり、寒さもあって『早起き』が難しい季節。

『早起き派』を自認する私ですが、
『冬』でも早起きする方法で何か良いものはないかと考えていました。

たまたま書店で見つけたのが、
 『 人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術 』古川武士 著
でした。

『会社に決められた時間に起こされるのではなく、
 自分で決めた時間に起きることが重要なのです。

 このような能動的な生活パターンに変わると、
 不思議と人はポジティブな思考をするようになります。

 結果、自分の時間をつくれるようになり、やりたいことが見つかって、
 人生が変わっていくという好循環に移行していく人もたくさんいます。

 早起きは、人生の主導権を取り戻すための大切な習慣なのです』

と、著者は力説されています。

以前から『改善しないニキビ患者さん』が訴える『気になる言葉』
がありました。

それは『忙しい』という言葉です。

『忙しいから、薬を多く出して下さい。』
『忙しいから、1回で良くして下さい。』

経済的な側面もあるようですが、総合的に判断すると
そんなに『忙しい』を連発するのはどうかな?と思っています。
実際は、『時間管理がうまくいかないニキビ患者さん』
なのではないかと考えています。

『残業は時々あるけど、大体5時には仕事が終わります。
 ご飯を食べてお風呂に入って、スマホをいじっているうちに1時。
 朝は起きるのが苦手。朝からイライラしてニキビも最悪!
 土日や連休は旅行や友達と遊びにいくので忙しいんです!
 皮膚科に通院するのなんて無理。無理。』
こんな感じです。
  (ちなみに当科は月・火・木・金は午後6時まで、
   土曜日も午後1時まで受付しています。)

私にとってはすごくうらやましく思える生活ぶり。
こんな人は例外で本当に『忙しい』人が多いのは理解しています。

『ニキビ改善』に一役買うのが私の仕事。

この本をうまく活用して、
『早起きの習慣化で時間に余裕ができニキビが改善する』
という『ニキビ改善の好循環サイクル』を提案しました。

今回は、『早く起きるための技術・基本5原則』について考えます。
以下で、ポイントを要約してみました。

『早く起きるための技術・基本5原則』

◎原則1:『起きる時間ではなく寝る時間に集中する』

 『早く寝れば早く起きられる!』
 この当たり前の原則を『習慣』にすることが最も大切です。

◎原則2:『睡眠負債が発生しないよう充分な睡眠を取る』

 睡眠不足が重なり、睡眠負債が蓄積すると、ストレスが溜まり、
 イライラし、過食に走り、仕事の生産性が落ちて残業することに。
 寝る時間が遅くなり、起きる時間が遅くなるという悪循環の引き金
 になります。しっかり寝ることで、好循環のスパイラルが起きます。

◎原則3:『一度に1つの習慣を貫く』

 『早起きしてジョギングします』『早起きして英語を勉強します』
 というように一度に2つの習慣化は難しい。
 『早起き』が習慣化できた後で、他のことに取り組みましょう。

◎原則4:『センターピンに狙いを定める』

 『センターピン』は『寝る時間を守るためのキーとなる行動やルール』。

 (例1)お風呂に入った後は眠くなるので寝ることができるけど、
     なぜか入る時間が遅くなってしまう人

     『入浴時間』が『寝る時間を守るためのセンターピン』

 (例2)仕事を終える時間が遅くなると夜更かしになる人

     『退社時間を守ること』が『寝る時間を守るためのセンターピン』

◎原則5:『ボトルネックを想定する』

 『ボトルネック』とは、
 『早起きの習慣化を邪魔する突発的な予定や誘惑、挫折に導く要因』。

 (例)上司からの急な残業依頼、つき合いの飲み会、
    家族との生活リズムの違い、土日のイベント、
    習い事などの予定、ネットサーフィン、テレビなど

 対策1:スケジュールに、深夜帰りのパターンと土日専用のパターン
     をつくる。

 対策2:例外パターンを3日以上連続させないようにする。

 対策3:最初の3週間は睡眠時間を優先する、
     4週目以降は起きる時間を優先するというルールを決めておく。

  [ 原則5の対策は、解説が必要と思われます。
    実際、本をお読みいただくのが良いでしょう。]

個人的に、目からウロコだったのが、
原則3:『一度に1つの習慣を貫く』です。

実は、私も『早起きして◯◯する』を企てていました。
でも、冬は『◯◯する』までいかないことも多く、
つい自分を責めてしまうことが多々ありました。
今では、少し開き直って
『冬でも早起きする』自分を誉めることにしています。

上記の『早く起きるための技術・基本5原則』を守ることで、

『早起きの習慣化で時間に余裕ができる』

『朝のイライラがなくなり仕事の能率アップ。定時退社が可能に。』

『過食がなくなり、趣味や自己実現の勉強時間の確保ができる。
 皮膚科に通院する時間も確保できる。』

『ニキビが改善する』

素晴らしい『ニキビ改善の好循環サイクル』が回り出します!

[今回のポイント]は以下の通りです。

 
      

【今回の4決め!落ち穂拾い】

  

『「早起きの習慣化」で生活に余裕を!        「ニキビ改善」にもつながります!(1)』

  • ■ 以前から『改善しないニキビ患者さん』が訴える
      『気になる言葉』がありました。『忙しい』という言葉です。
  • ■ 実際は、『時間管理がうまくいかないニキビ患者さん』
      なのではないかと考えています。
  • ■ 『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』古川武士 著
      をうまく活用して、
      『早起きの習慣化で時間に余裕ができニキビが改善する』
       という『ニキビ改善の好循環サイクル』を提案しました。
  • ■ 最も重要なのが『早く起きるための技術・基本5原則』です。
  • ◎原則1:『起きる時間ではなく寝る時間に集中する』

     『早く寝れば早く起きられる!』
     この当たり前の原則を『習慣』にすることが最も大切。
  • ◎原則2:『睡眠負債が発生しないよう充分な睡眠を取る』

     睡眠不足が重なり、睡眠負債が蓄積すると、ストレスが溜まり、
     イライラし、過食に走り、仕事の生産性が落ちて残業することに。
     寝る時間が遅くなり、起きる時間が遅くなるという悪循環の引き金
     になります。しっかり寝ることで、好循環のスパイラルが起きます。
  • ◎原則3:『一度に1つの習慣を貫く』

     『早起きしてジョギングします』『早起きして英語を勉強します』
      というように一度に2つの習慣化は困難。
     『早起き』が習慣化できた後で、他のことに取り組みましょう。
  • ◎原則4:『センターピンに狙いを定める』

     『センターピン』は
     『寝る時間を守るためのキーとなる行動やルール』。

     (例)お風呂に入った後は眠くなるので寝ることができるけど、
        なぜか入る時間が遅くなってしまう人

        『入浴時間』が『寝る時間を守るためのセンターピン』
  • ◎原則5:『ボトルネックを想定する』

     『ボトルネック』とは、
     『早起きの習慣化を邪魔する突発的な予定や誘惑、
      挫折に導く要因』。

     (例)上司からの急な残業依頼、つき合いの飲み会、
        家族との生活リズムの違い、土日のイベント、
        習い事などの予定、ネットサーフィン、テレビなど
  • ■ 上記の『早く起きるための技術・基本5原則』を守ることで、
    『早起きの習慣化で時間に余裕ができる』

    『朝のイライラがなくなり仕事の能率アップ。定時退社が可能に。』

    『過食がなくなり、趣味や自己実現の勉強時間の確保ができる。
      皮膚科に通院する時間も確保できる。』

    『ニキビが改善する』

素晴らしい『ニキビ改善の好循環サイクル』が回り出します!

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「落ち穂 その121」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

『忙しい』
とっても便利な言葉だと思います。

私は他人に対しては、『お忙しい所、恐縮ですが—-』とは言います。
でも自分に対しては『忙しい』は禁句としています。

ちょっと小生意気に聞こえるかもしれませんが、
言い訳めいていて、何か幸運を逃す言葉のように感じるからです。
『スケジュールが込み合っている』等の言い換えで対処することに
しています。

陽が昇る時間が少しずつ早くなってきました。
早起きにチャレンジするにはもってこいの時期ですね。

早起きの習慣化。
素晴らしいことだと思います。

次回も、『早起き』について考えたいと思います。

それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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