コラム 「 とかちの窓から 」Column

第138回 『「早起きの習慣化」で生活に余裕を! 「ニキビ改善」にもつながります!(2) 〜適正な睡眠時間の確保でニキビ改善〜』
(2016年2月20日配信)

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

こんにちは。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

『ラグビー』
今、話題のスポーツです。

昨年末、
花園ラグビー場で行われた『第95回全国高校ラグビー大会』は、
私にとって感慨深いものになりました。

北海道代表でトライを挙げたY選手は、
実は高校時代の友人の息子さん。
幼児期にちょっとだけ当科の患者さんだったこともありました。

今でも憶えているのがとっても元気なお子さんだったこと。
名前もラグビー向きの名前(失礼)で、
ラガーマンだったお父さんの強い期待の現れかなと思っていました。

花園へ行ってトライを挙げる!
ラガーマンの夢を実現するとは、本当に素晴らしいことです。

開業してもうすぐ19年。
最近、思うのが『「継続」して診療してきて良かったな』
ということです。

幼少の頃、当科に通院していた患者さんが親となり、
生まれたお子さんが当科にかかるという経験ができるようになりました。

『継続』は大切ですね。

つらくても『ニキビ治療』を『継続』することが
『ニキビ改善』につながります。

『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 25年の皮膚科外来診療で得られた「経験」をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿などの
  「ニキビ改善」に重要な「良い刺激」となる情報を数多く提供。
  「ニキビ改善」に継続的に「激励」されチャレンジするうちに
  「ニキビ改善」への道が開ける定期便 』

になれば幸いです。

ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を
毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せて います。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、
ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を25年やってきた中で非常に重要と思い標語に
したものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

このコラムでは、第15回までは『ニキビ治療の4ヶ条』を系統立てて
解説してきました。

第16回からは『落ち穂拾い』と題して、『ニキビ治療の4ヶ条』を
『基本中の基本(中核)』と考え、日々気付いたニキビ治療に関連した
こと一つ(今まで取り上げていなかったが重要なことなど= 落ち穂 )
にフォーカスをあて(= 拾い )、お話させていただいています。

(バックナンバーは   http://www.tokachi-derma.com/content/column をご覧下さい。)

第112回からは、『ストレス』の対処法に最適な本
『「凹(ヘコ)まない」技術』( 西多昌規 著)
をもとに、『ニキビ』と『ストレス』についてとりあげています。
『ニキビ』と『ストレス』の対処法は、しばらくお休み。

前回は、『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』古川武士 著
をうまく活用して、
『早起きの習慣化で時間に余裕ができニキビが改善する』という
『ニキビ改善の好循環サイクル』を提案しました。

今回は、『適正な睡眠時間』について取り上げます。

1日に必要とする睡眠時間は人それぞれ。
多くの人が6〜9時間眠るのが一般的。

中には睡眠時間が短くても平気な『ショートスリーパー』と、
長い睡眠時間が必要な『ロングスリーパー』の人がいます。

以下で、『ショートスリーパー』と『ロングスリーパー』のまとめ
を示します。

A.『ショートスリーパー』

寝てから早い段階で眠りが深くなり、朝までほとんど目を覚まさない。
(睡眠時間)5時間未満 (人口比率)3.6〜4.3%
(特徴)外交的、楽観的、自信家、ストレスをためづらい

B.『ロングスリーパー』

朝方に浅い寝りが続き、目覚めるまでまどろむ時間が長いのが特徴。
長く眠らなければ体調が悪くなる人もいます。
(睡眠時間)10〜12時間 (人口比率)1.5〜2%
(特徴)内向的、ストレスをため込みやすい。

            (睡眠障害国際分類 第2版 より)

『ショートスリーパー』はうらやましいですね。

私は、凡人なので 大体6〜7時間は睡眠時間が欲しい所です。
『バリュアブルスリーパー』というそうです。

前回よりご紹介させていただいている、
『 人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術 』古川武士 著
によれば、

『 睡眠は脳のエネルギーを回復するために必要な要素であり、
 「適正な睡眠時間」は
 「自分の身体感覚で決める」「身体の声を聴く」もの。

  睡眠学の調査データによれば、
  快適な睡眠が取れている人は、睡眠時間が6時間以上。
  睡眠不足を感じている人は6時間以下 』

と結論づけられています。

また、睡眠学の権威で医学博士の白川修一郎先生は、
著書『「睡眠力」を上げる方法』で、
睡眠時間について次のように述べられています。

『 健康で長生きしたいなら、6時間〜8時間の睡眠が適正
  頭をすっきりさせたいなら、7時間〜9時間の睡眠が適正
  私は、成人や高齢者の睡眠時間は「7時間」こそベスト
  だと思います。

  そして、毎日ほぼ7時間の睡眠を続けていくことを強く推奨します』

私の経験ですが、

イ)5時間程度の睡眠時間:仕事の能率が明らかに低下。ミスに注意。
ロ)6時間程度の睡眠時間:仕事の能率が低下。眠気が少しある。
ハ)7時間程度の睡眠時間:仕事の能率は普通。
ニ)7時間半〜8時間程度の睡眠時間
  :仕事の能率は最高に上がる。良いアイデアが浮かぶことも多い。
  (9時間〜10時間(笑)寝ると テンションも上がり絶好調!)

という感じです。

外来は、月曜日、土曜日に混雑するので、
なるべく日曜日と金曜日は ハ)ニ)の睡眠時間
をとるようにしています。

さて、外来の『ニキビ患者』さんで気づくこと。

改善しないタイプの患者さんは、
『眠そうな雰囲気』を持った人が多いのです。

『眠そうな雰囲気』を持った人は、
時にイライラして攻撃的になるので注意が必要なこともあります。

『眠そうな雰囲気を持ったニキビ患者さん』
に睡眠時間を聞くことがよくあります。

大体6時間を切っていることが多く、
寝る時間も深夜になってしまう傾向があります。

「早寝」「早起き」を勧めて、劇的に改善した患者さんもいます。
睡眠時間の確保は大切だと感じています。

私は、以下のように考えます。

『 「睡眠」は脳のエネルギーを回復するために必要な要素で、
  「ニキビ改善」にも不可欠です。

  「適正な睡眠時間」は
  「自分の身体感覚で決める」「身体の声を聴く」もの。

  「早寝」「早起き」を心がけて、
  少なくとも6時間、できれば7時間の睡眠をとりましょう。

  適正な睡眠時間の確保が「ニキビ改善」につながります 』

[今回のポイント]は以下の通りです。

 
      

【今回の4決め!落ち穂拾い】

  『「早起きの習慣化」で生活に余裕を!
   「ニキビ改善」にもつながります!(2)
   〜適正な睡眠時間の確保でニキビ改善〜 』

  • ■ 前回は『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』
      古川武士 著 をうまく活用して、
      『早起きの習慣化で時間に余裕ができニキビが改善する』
       という『ニキビ改善の好循環サイクル』を提案しました。
  • ■『 睡眠は脳のエネルギーを回復するために必要な要素であり、
       「適正な睡眠時間」は
       「自分の身体感覚で決める」「身体の声を聴く」もの。
        快適な睡眠が取れている人は、睡眠時間が6時間以上。
        睡眠不足を感じている人は6時間以下 』
      と 古川先生は結論づけられています。
  • ■『 健康で長生きしたいなら、6時間〜8時間の睡眠が適正
       頭をすっきりさせたいなら、7時間〜9時間の睡眠が適正
       成人や高齢者の睡眠時間は「7時間」こそベスト
       毎日ほぼ7時間の睡眠を続けていくことを強く推奨します』
      と 睡眠学の権威で医学博士の白川修一郎先生。
  • ■ ニキビが改善しないタイプの患者さんは、
     『眠そうな雰囲気』を持った人が多く、
      睡眠不足で寝る時間も深夜になってしまう傾向があります。
  • ■ 『早寝』『早起き』を勧めて、劇的に改善したニキビ患者さんも。
  • ■ 『「睡眠」は脳のエネルギーを回復するために必要な要素で、
       「ニキビ改善」にも不可欠です。

       「適正な睡眠時間」は
       「自分の身体感覚で決める」「身体の声を聴く」もの。

       「早寝」「早起き」を心がけて、
        少なくとも6時間、できれば7時間の睡眠をとりましょう。
        適正な睡眠時間の確保が「ニキビ改善」につながります 』

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「落ち穂 その122」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

最近、注目されている『ラグビー』。
松尾雄治がいて、新日鉄釜石が強かった遥か昔は、
人気スポーツでした。

時代は繰り返すものなのですね。

『診療の継続』には、当面の目標があります。

そんなに大それたことではありませんが、

『平成9年の開業以後に生まれた患者さんが親となり、
 そのお子さんが患者さんになる』

というものです。

昔、お世話になった先生が『開業医冥利につきるもの』とお話され、
密かに目標としているものです。

現在は、
『幼小児期(3歳以降)の患者さんが親となり、
 そのお子さんが患者さんになる』
という 『あと一歩の段階』 です。

『継続』は大切ですね。

次回も、『早起き』について考えたいと思います。

それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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