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コラム 「 とかちの窓から 」Column

(2017年10月20日配信)

第158回『「マインドフルネス」を取り入れて「ニキビ改善」(4) ~ 実践編(3)「一日三つ良いことを書いて」 ささやかな幸せを感じる~ 』

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

こんにちは。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

112歳の日本人の男性が『男性長寿世界一』になったそうです。

『長生きする人は増えてるからな。
 昔は、泉千代重さんが有名だったな』
とあまり深く考えなかった私。
でも、よくニュースを見るとびっくりしてしまいました。

何とその男性は、
地元、十勝の足寄町にお住まいの方だったからです。

『足寄は十勝の中でも寒いので有名。
 厳しい気候の中で生き抜くとは凄いな』
と感動してしまいました。

その男性の名は『野中 正造(のなか まさぞう)』さん。
1905年(明治38年)7月25日生まれ。
2017年8月に、イスラエル・クリスタルさんが亡くなり、
老人学研究団体ジェロントロジー・リサーチ・グループによって
『世界男性最高齢』と認定されたそうです。

『こんなニュースを聞くことになるとは思わなかった。
 51歳はまだまだひよっこ。
 人生の折返し点と考えてまだまだ「継続」して努力しなければ』
と素直に思えました。

そうそう。
やっぱり『継続』は大切です。

『継続』することによって見えてくる風景が違ってきます。

『ジャンクフードを断って半年。ニキビが本当にできなくなった。
 でも我慢できなくって、
 久しぶりにハンバーガーセットを完食したら、
 2、3日して鼻にニキビが出現!
 やっぱりジャンクフード断ちを続けます』
最近、外来で聞いた患者さんの声です。

『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 27年の皮膚科外来診療で得られた経験をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿などの
 「ニキビ改善」に重要な良い刺激となる情報を数多く提供。
 「継続」して チャレンジし続けているうちに
 「ニキビ改善」への道が開ける定期便 』

になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を 毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せています。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、
ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を27年やってきた中で非常に重要と思い標語にしたものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

このコラムでは、第15回までは『ニキビ治療の4ヶ条』を系統立てて
解説してきました。

第16回からは『落ち穂拾い』と題して、『ニキビ治療の4ヶ条』を
『基本中の基本(中核)』と考え、日々気付いたニキビ治療に関連した
こと一つ(今まで取り上げていなかったが重要なことなど= 落ち穂 )
にフォーカスをあて(= 拾い )、お話させていただいています。

(バックナンバーは
  http://www.tokachi-derma.com/content/column をご覧下さい。)

第155回からは、『マインドフルネス』という、
アップルやグーグルなどでも取り入れられ、
社員のストレスコントロールに役立っている方法を活用して
『ニキビ改善』につなげる方法を考えています。

『100歳時代の人生マネジメントー長生きのリスクに備える』
(石田 淳 著)を引用させていただいております。

前回は、
『マインドフルネス』の手法の一つで石田さんが取り入れている
『怒りを感じたら右手を握る』という方法を応用して
『怒りを抑えて』『ストレスを減らす』ことにより、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えました。

今回は、『ささやかな幸せ』を感じる習慣を身につけて、
『ストレスを減らす』ことにより、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えます。

日々、患者さんを見ていて気づくこと。
『不平不満ばかり言う患者さんは、ニキビを含む皮膚病が改善しにくい』
ということです。

『不平不満ばかり言う患者さん』は要求水準が高すぎる一方で、
小さな努力を軽視し、実際にはあまり努力をしない方が多く、
指導や治療に素直に従っていただけないことが多いのです。

どこかに、ニキビがすぐ良くなる理想郷があるかのように考えている
患者さんも少なからずいらっしゃいます。

そのようなニキビ患者さんは、
同時に、ああだこうだと『ストレス』を訴えることも多いです。
『ストレス』でつい『ニキビ』をいじってしまうことも多いようです。

『ささやかな幸せ』を感じる習慣を身につけると、不平不満は減ります。
『ストレスを減らす』ことにもつながり、
『ニキビ改善』をはかることができます。

よく言われるのが、コップに半分の水が入っているのを見て、
「もう半分しか残っていない」と不満に思うか、
「まだ半分も残っている」と満足するかという問題です。

私は「まだ半分も残っている」と満足できるようになりました。

『人生を充実させるには、いま自分の目の前にある状況を幸せに感じられる
 ほうがいいに決まっている。』

『どんなことにだって、探せば不満の材料はいくらでもある。
 と同時に、満足の材料もいくらでもあるのだ。』

『自分の考え方一つで、いくらでも幸せはつくりだせるし、
 いくらでも不幸にもなれる。それはお金では買えない心の能力である』
と石田さん。

『お金では買えない心の能力を高める』
=『今を幸せに感じる力を身につける』ことが非常に重要だということです。

幸せの基準が高いのは、不幸なことではないかと私は思います。
私も例に漏れず、昔は幸せの基準は高かったような気がします。
でも年を重ねるにつれ、幸せの基準が少しづつ下がっています。

『 起きて半畳寝て一畳  :人は必要以上の富貴を望むべきではなく、
              満足することが大切であるという教え  』
が理想ですが、まだまだそこまでの境地には到達できません(笑)。

『私たち人間は、
 一日に七万語のマインドトークにさらされており、
 そのほとんどがネガティブなものだ。

 

 だから、どうしても幸せを感じにくい状況に傾きがちだ。
 そして、だからこそ意識的にそれを止めないと、
 さらにどんどんネガティブになっていく。

 本当は幸せなのに、それにきづけない人生にしてしまう』
と、石田さん。

何か良い解決策はないでしょうか?

石田さんが、取り組んでいる『行動学マネジメント』では、
一日の終わりに『今日あったいいことを三つ書き出す』
ワークを取り入れているそうです。
どんな小さなことでもいいから、いいことを思い出し、
その気分のままに寝床に入ってもらうのがねらいだそうです。

『いいことなんて一つも思い出せない』
と言う人もいらっしゃると思います。

でも、石田さんの見解は違います。
『そんなはずはない。
 本当はたくさんのいいことが起きているはずなのだが、
「自分には悪いことばかり起こる」
という認知の歪みにやられてしまっているのだ』
とおっしゃっています。

実は、私も2016年の年初からこれを実行しています。

1)多くの患者さんが受診された。
2)◯◯の計画が達成できた。
3)美味しい◯◯を食べた。

などと書けると、最高なのですが、実際はそうはいきません。

1)定時に終了した。
2)三食食べた。
3)すぐ寝た。

などと書くだけの日々も多いです。

それでも、『病気で入院してしまったらどうなるかな?』などと考えてみて、
『あ~あ。今日も健康で良かった。診療できただけでも良かった』
となり、幸せを実感できます。

これでストレスは減少。
メシウマな日々を送っています。

でも、満足の材料を探していくことについては、
下向きの暮らしになってしまう可能性がありますね。

それに対して、石田さんは
『「下を見て暮らす」というのとは違う。
 自分を最大限豊かにしてあげることだ。
 そして、それができるのは、長く生きてきて酸いも甘いもわかっている
 人の特権ではないか』
と言っています。

人生、長く生きているとうまく立ち回れるようになるもの。
ちょっとした幸せ探しを、1日の終わりの日課にできればしめたもの。

『今日あったいいことを三つ書き出す』だけで、
『ストレス』が減るとは、本当に良い方法です。

『 「ネガティブなマインドトーク」の存在を理解し、
  「今日あったいいことを三つ書き出し 幸せを実感」して
  「ストレスを減少させる」ことで、
  「ニキビは改善できる」ということを正しく認知する。 』

『ニキビ改善』につながるとっても大切な方法ですね。

[今回のポイント]は以下の通りです。

      

【今回の4決め!落ち穂拾い】

『「マインドフルネス」を取り入れて「ニキビ改善」(4)
 ~ 実践編(3)「一日三つ良いことを書いて」
 ささやかな幸せを感じる~ 』

  • ■ 『マインドフルネス』という、
      アップルやグーグルなどでも取り入れられ、
      社員のストレスコントロールに役立っている方法を活用して
      『ニキビ改善』につなげる方法を考えます。
  • ■ 『今日あったいいことを三つ書き出してささやかな幸せを感じる習慣』
      を身につけて、『ストレスを減らす』ことにより、
      『ニキビ改善』をはかることができます。
  • ■ 『お金では買えない心の能力を高める』
      =『今を幸せに感じる力を身につける』ことが非常に重要です。
  • ■ 『行動学マネジメント』で取り入れられている、
      『 一日の終わりに「今日あったいいことを三つ書き出す」ワーク 』
      を実行するのは非常に良い方法です。
  • ■ どんな小さなことでもいいから、いいことを思い出し、
      その気分のままに寝床に入ってもらうのがねらいです。
  • ■ 『「 ネガティブなマインドトーク 」の存在を理解し、
       「 今日あったいいことを三つ書き出して 
          ささやかな幸せを実感 」して
       「 ストレスを減らす 」ことで、
       「 ニキビは改善できる 」ということを正しく認知する 』
      『ニキビ改善』につながるとっても大切な方法です。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「落ち穂 その142」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

私と同年代の元アイドルの女優さんが、
スキャンダルでいろいろ追求されて
『飯がまずい日々を送っている◯◯◯◯です』と発言されたそうです。

人生良いときも悪いときもあります。

今日の良いことの一つが、
この原稿を書き終えることができたこと。

今日も三食、美味しくご飯を頂けて幸せです。
メシウマな日々に感謝です。

石田さんの教えに素直に従い、
今後の人生を穏やかに生きていけるようになりたいと思います。

次回は、医師の小林弘幸先生の本を読んで考えたことを取り上げます。

それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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