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コラム 「 とかちの窓から 」Column

(2018年3月20日配信)

第163回 『「目を温める」ことで「ニキビ改善」 小林弘幸先生の休み方のコツから ~5~ 』

こんにちは。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

先日、読者のお母さんからご相談を受けました。

ニキビでお悩みの男子学生の読者さんで、
札幌に比較的近いところにお住まいとのことでした。

通院していた皮膚科では
『思春期だからまだニキビはできるし、根気よく治療を続けましょう』
などと言われたそうです。

皮膚科の先生の言うことはもっともで、 そのままの通院で大丈夫だと考えました。

でも、ニキビを大変気にしていてナーバスになっているとのことで、
優しい知り合いの先輩の先生を紹介させていただきました。

そういえば、
外来のニキビ患者さんは男性の割合が徐々に増えてきています。
現在では、男性比率は4割弱まで増加してきています。

男性の場合、
昔は『サザエさんのカツオくん』がニキビで受診する様な
思春期ニキビの患者さんを多く診察していました。

最近は、
外見を大変気にする『フェミ男系ニキビ』の患者さんが増加中です。
『フェミ男』は死語らしいですが、
額を髪の毛で隠したり長髪の方が多く、
少しでもニキビがあると気になるようです。

髪の毛を切るだけで良くなることが多いのですが、
独特の『美意識』のため
髪型の変更を頑なに拒む患者さんも多く
堂々巡りとなることも多いです。
そうそう。
『ニキビ』については、
『男性の様々なタイプのニキビ患者さん』
に対しても十分な配慮が必要ですね。

『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 27年の皮膚科外来診療で得られた経験をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿などの
 「ニキビ改善」に重要な良い刺激となる情報を数多く提供。
 「男女差」も考慮した上で、「継続」してチャレンジするうちに
 「ニキビ改善」への道が開ける定期便 』

になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を
毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せて
います。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、
ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を27年やってきた中で非常に重要と思い標語に
したものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

このコラムでは、第15回までは『ニキビ治療の4ヶ条』を系統立てて
解説してきました。

第16回からは『落ち穂拾い』と題して、『ニキビ治療の4ヶ条』を
『基本中の基本(中核)』と考え、日々気付いたニキビ治療に関連した
こと一つ(今まで取り上げていなかったが重要なことなど= 落ち穂 )
にフォーカスをあて(= 拾い )、お話させていただいています。

(バックナンバーは
  http://www.tokachi-derma.com/content/column
 をご覧下さい。)

第159回からは、医師の『小林弘幸先生』の本
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(KKベストセラーズ)
を読んで考えたことを取り上げています。

この本の内容はとても有用なものですが、
特にこれはすごいと思ったのが、最終章にある
『効果絶大な休み方のコツ25』でした。

今回は、前回の『お皿を洗う』という項目に続き、
『目を温める』という項目を取り上げさせていただき、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えます。

『ニキビ』と『目を温める』ことに関係はあるのでしょうか。
実はあります。

外来で患者さんの『お薬手帳』をチェックすると、
近年増えているのが
『ニキビ患者さん』で『眼科でドライアイの治療』を受けている方なのです。

一日中、パソコンやスマホの画面を見ていて『ドライアイ』となり、
目の痛みや不調を感じても画面を見続けていて、
『ストレス』が昂じて『ニキビが悪化する』というパターンが多いようです。

また、『ニキビ患者さん』が『ドライアイ』となって、
さらにニキビが悪化するパターンもあります。

昨年のことです。
眼科を受診する機会があり、
いきなり指摘されたのが『ドライアイ』です。
全く自覚症状がなかったのですが、治療が必要と診断されました。

主治医の先生自身も『ドライアイ』で目薬を欠かさないとのことで
これはもう現代病です。

小林先生によると、
眼球の表面に痛みが走る『ドライアイ』を訴えるビジネスパーソンが
増えているとのことです。

『ドライアイ』と『ストレス』との関係について考えましょう。

イ) 人は何かを凝視しているとき、
どうしても瞬きの回数が減り眼球の表面が乾きがちになります。

ロ) 一日中パソコン画面を眺めていると、『ドライアイ』になる上に、
眼球を取り巻く筋肉が凝り、目の奥もずきずき痛んでしまうのが
『ドライアイ』の痛みです。

ハ) 一度こうした状態に陥ると、
『目がつらいのにパソコン仕事を続けなければならない』
という心身の『ストレス』が強くなり、
イライラしてさらに目の奥が凝ってしまうという悪循環に陥ります。

私の数少ない経験ですが、
『ドライアイ』はまず眼科を受診することをお勧めします。

診察をしてもらい、
まず本当に『ドライアイ』だけの症状なのか診断してもらうことが大切です。

他の眼科の重大な病気が隠れている可能性もあります。

治療としては、目薬は有効だと思います。

一般的な生活でできることにはどんなことがあるでしょうか?
小林先生は以下のことを勧めています。

1)普段から、意識的に目を温め血流を促す。

  目を温めるアイマスク仕様の製品がドラッグストアなどで売られています。
  お昼の休憩タイムに使ってみると午後が楽に過ごせるでしょう。

2)両掌をすり合わせ、摩擦で温めてから目を覆うという方法もあります。

3)帰宅後は、ホットタオルを用いて目を温める。

  ホットタオルは水で濡らして絞ったものを電子レンジで加熱すると
  簡単にできます。

『目を温め』て『ドライアイ』が改善することで
『ストレス』が軽減され、『ニキビ改善』につながる。

大したお金もかからず大事な目を守るこの方法。
『ニキビ改善』につながるとっても大切な方法ですね。
[今回のポイント]は以下の通りです。

      

【今回の4決め!落ち穂拾い】

 

『「目を温める」ことで「ニキビ改善」
   小林弘幸先生の休み方のコツから ~5~ 』

  • ■ 医師の『小林弘幸先生』の著書
    『自律神経が整えば休まなくても絶好調』は良書です。
  • ■ 特にこれはすごいと思ったのが、最終章にある
     『効果絶大な休み方のコツ25』。
  • ■ 今回はその中から『目を温める』という項目を取り上げ、
     『ニキビ改善』につなげる方法を考えました。
  • ■『ニキビ患者さん』で『眼科でドライアイの治療』
      を受けている方が増えています。
  • ■ 一日中、パソコンやスマホの画面を見ていて『ドライアイ』となり、
      目の痛みや不調を感じても画面を見続けていて、
     『ストレス』が昂じて『ニキビが悪化する』というパターンが多いようです。
  • ■『ニキビ患者さん』が『ドライアイ』となって、
      さらにニキビが悪化するパターンもあります。
  • ■『ドライアイ』はまず眼科を受診することをお勧めします。
      本当に『ドライアイ』だけの症状なのか診断してもらうことが大切。
      目薬は有効です。
  • ■ 一般的な生活でできることとして、小林先生は以下のことを勧めています。

      1) 普段から、意識的に目を温め血流を促す。
         目を温めるアイマスク仕様の製品が売られています。

      2) 両掌をすり合わせ、摩擦で温めてから目を覆う方法もあります。

      3) 帰宅後は、ホットタオルを用いて目を温めると良いでしょう。
  •    
  • ■『目を温め』て『ドライアイ』を改善することにより、
     『ストレス』が軽減され、『ニキビ改善』につながる。
  • ■ 大したお金もかからず大事な目を守るこの方法。
     『ニキビ改善』につながるとっても大切な方法ですね。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「落ち穂 その147」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

『ドライアイ』。

『ドライスキン』は毎日、外来で見慣れていましたが、
自身の『ドライアイ』との診断にはちょっとびっくりでした。

私の場合、幸いなことに軽症だったらしく
目薬の使用で軽快しました。

人生色々なことがありますね。 やっぱり健康は重要ですね。

次回も、小林弘幸先生の本を読んで考えたことをもう少し取りあげます。 それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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