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コラム 「 とかちの窓から 」Column

(2018年8月20日配信)

第168回『「 腸 活 」で「ニキビ改善」(4)腸内環境を整える食事について 〜 オリゴ糖・海藻類・野菜をとって体調管理に努めましょう 〜 』

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

こんにちは。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

これも、講演会で札幌を訪れていた時のことです。

遅めのチェックアウトをするため、
宿泊していたホテルの部屋を出て
下りのエレベーターに乗ろうと
エレベーターホールで待っていました。

下りのドアが開いた途端、
『あ!大石先生!!』
と呼ばれました。

みるとどこかでお会いしたことのある
気品溢れるご婦人方の集団でした。

緊張の余り、
正確な人数を数える事ができませんでしたが、
総勢6〜7名。

何と!昔お世話になった、
出身大学の皮膚科の大先輩の女医の先生方の一団でした。

新入医局員で地方の病院へ出張したときや
様々なところで大変お世話になった先生方です。

ホテルの上階でランチを楽しまれた後、
エレベーターで降りてきた所で私が乗り込んだのでした。

短時間で今までのお礼もままならなかったのですが、
『お元気でしたか?』
『台風の被害は回復しましたか?』
などと有り難いお言葉をかけていただき大変恐縮しました。

『エレベーターホール』は人と人が交差する場所。
多くの『出会い』を演出してくれます。

そうそう。

『出会い』は大切にしたいものですね。
このメルマガでは
『ニキビ改善』につながる良い情報に出会える
『出会い』の場になれるよう努力いたします。
『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 28年の皮膚科外来診療で得られた経験をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿など
 「ニキビ改善」を意識できる「情報」を数多く提供する
 「出会い」の場を提供。
 「継続」して「選択」しながらチャレンジするうちに
 「ニキビ改善」への道が開ける定期便 』

になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を
毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せて
います。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、
ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を28年やってきた中で非常に重要と思い標語に
したものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

(バックナンバーは
  http://www.tokachi-derma.com/content/column
 をご覧下さい。)

第165回からは、
医師の『小林弘幸先生』の本
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(KKベストセラーズ)
の最終章にある『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
『腸を整える』という項目を発展させ、
『 腸 活 』について独自に掘り下げ、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えています。

『 腸 活 』とは、腸内にいる細菌の『善玉菌』を強化し、
正常な腸内環境を保って健康な体を手にいれることです。

『 腸 活 』が上手く行くと、
便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんの
『ニキビ改善』につながります。

前回は、
腸内細菌の『善玉菌』を増やす食事のうち、
『ヨーグルト』の注意点について取り上げました。

今回は、
『 腸 活 』における『腸内環境を整える食事』
の続きです。

オススメの食材として、
1)発酵食品 2)ヨーグルト に続いて
『オリゴ糖』『海藻類』『野菜』の3つについて考えます。

[『 腸 活 』における『腸内環境を整える食事』]

3)オリゴ糖

オリゴ糖には、
胃や小腸で分解、吸収されにくい成分が含まれており、
それらが大腸にあるビフィズス菌の餌となるため、
善玉菌が増えるといわれています。
1日の摂取量の目安は3〜5g(ティースプーン1杯程度)。
カロリーは白砂糖よりも控えめです。

オリゴ糖が含まれるキャベツや玉ネギ、ゴボウ、大豆などを
食事に多く取り入れたり、
料理に用いる砂糖をオリゴ糖に変えたりするのも1つの方法です。

地元のとかちの主な農産物の一つが
ビート(甜菜:サトウダイコン)です。

このビートに含まれる糖が、
ラフィノースという多糖オリゴ糖(=ビートオリゴ糖)です。
商品化されており、オススメです。

4)海藻類

ワカメや昆布、ヒジキなどの海藻類には、
便秘の改善に役立つといわれる食物繊維が含まれています。

他にもビタミンやミネラル、鉄分など海藻の種類によって
様々な栄養素を取ることができます。

近年では多くの日本人の腸内に海藻類を分解する細菌が存在する
ことがわかってきています。
日本人の食生活に合った食材といえます。

味噌汁や酢の物に混ぜたり、サラダ用の海藻ミックスを使ったりして
手軽に取り入れることができます。

私が毎日食べているのが、北海道産のとろろ昆布です。
味噌汁に入れたり、サラダにかけたり
手軽に取れるのでオススメです。

5)野菜

三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)の他、
重要な栄養素であるミネラル、ビタミン、食物繊維に加えて
注目されているのが、植物由来の化学物質『ファイトケミカル』。

野菜や果物など植物性食品から発見されたもので、
抗酸化力や免疫力向上の効果があるといわれています。

厚生労働省では、
成人の野菜摂取量の1日目標摂取量を350gとしていますが
目標の8割程度にとどまっているそうです。

『ファイトケミカル』については、
第73回のコラムでも取り上げています。
(当時は『フィトケミカル』として取り上げています。)

生のままで食べるのには多く感じる量ですが、
火を通すことでかさが減って食べやすくなります。

『ファイトケミカル』も
加熱することでより効率的に摂取できるといわれているため、
温野菜やスープにして食べるのもオススメです。

野菜によっては熱に弱い成分を含むものもあるので、
それぞれの特徴に合わせて調理することも大切です。

野菜は何らかの形で、常にいただくように工夫しています。
近所のスーパーに週に何度か通い、旬のものを購入しています。
また、野菜の煮物を積極的に取るようにしています。

ある程度の質と量を満たした野菜を取ると
便通を含めて体調があきらかに良いことに最近気づきました。

逆に、旅先などではめを外して暴飲暴食に走ると、
てきめんに体調に変化が現れます。

野菜は大切ですね。

イ)加工肉の食べ過ぎに注意

ロ)寝る直前の食事や夜食を控える という食事の注意点を守り、
腸内環境を整える発酵食品や海藻、野菜を食べ
オリゴ糖も工夫して『 腸 活 』しましょう。

便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんは
『ニキビ改善』につながります。
『ニキビ改善』はもちろん、
健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。

[今回のポイント]は以下の通りです。

      

【今回の4決め!落ち穂拾い】

『「 腸 活 」で「ニキビ改善」
 (4)腸内環境を整える食事について
 〜 オリゴ糖・海藻類・野菜をとって
         体調管理に努めましょう 〜 』

  • ■ 医師の『小林弘幸先生』の本
     『自律神経が整えば休まなくても絶好調』の最終章にある
     『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
     『腸を整える』という項目を発展させ、
    『 腸 活 』を独自に掘り下げています。
  • ■ 今回は、『 腸 活 』を食事面から考える続き。
      腸内細菌の『善玉菌』を増やす食事について取り上げ、
     『ニキビ改善』につなげる方法を考えました。
  • ■ オススメの食材として、第166回の
      1)発酵食品 2)ヨーグルト に続いて
     『オリゴ糖』『海藻類』『野菜』の3つについて考えます。
  • 3)オリゴ糖

      胃や小腸で分解、吸収されにくい成分が含まれ、
      それらが大腸にあるビフィズス菌の餌となり、
      善玉菌が増える。
      キャベツや玉ネギ、ゴボウ、大豆などに含まれる。

    4)海藻類

      ワカメや昆布、ヒジキなどの海藻類には、
      便秘の改善に役立つといわれる食物繊維が含まれる。
      ビタミンやミネラル、鉄分など海藻の種類によって
      様々な栄養素を取ることができる。

    5)野菜

      三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)の他、
      重要な栄養素であるミネラル、ビタミン、食物繊維に加えて
      注目の植物由来の化学物質『ファイトケミカル』も含まれる。
      抗酸化力や免疫力向上の効果があるといわれる。
  • ■ イ)加工肉の食べ過ぎに注意
      ロ)寝る直前の食事や夜食を控える という食事の注意点を守り、
        腸内環境を整える発酵食品や海藻、野菜を食べ
        オリゴ糖も工夫して『 腸 活 』しましょう。
  • ■ 便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんは
     『ニキビ改善』につながります。
  • ■『ニキビ改善』はもちろん、
      健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「落ち穂 その152」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

同じホテルの『エレベーターホール』での出来事というと
7年程前、
地元の他科の先生とそのご家族に偶然お会いしたことがありました。

お祝い事でいらっしゃったとのことでした。
わざわざ先生に丁寧にご挨拶されて驚いた記憶があります。

皮膚科の大先輩の女医先生にお会いしたその翌日、
地元の新聞のお悔やみ欄を見て驚きました。

先生の訃報でした。

『出会い』と『別れ』。
人生は不思議ですね。

先生には改めてお悔やみ申し上げます。

次回は、
『 腸 活 』における『腸内環境を整える食事』
の続きを更に考えます。
それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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