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コラム 「 とかちの窓から 」Column

(2018年11月20日配信)

第171回 『「 腸 活 」で「ニキビ改善」 (7)腸内環境を改善するひと工夫  〜 起床後コップ1杯分の水を飲み、こまめに水分補給する〜 』

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

こんにちは。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

9月6日午前3時7分に発生した、胆振東部地震。

被害に遭われた皆さまには、
謹んでお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

状況が少し落ち着いてきましたので、
当時の状況を振り返ってみたいと思います。

発生直後、
不覚にも院長室で仕事をしているうちに寝てしまっていた私は
地震で跳ね起きました。

直後に停電になったたため、懐中電灯で院内の安全を確認。
明るくなるまでスマホやラジオで情報収集しつつ仮眠をとりました。

信号がつかない中、
開いていた某コンビニで6時半ごろ、
朝昼分の弁当を購入しました。

当初、停電は数時間で解消という話だったのですが、
結局解消されず、その日は臨時休診となってしまいました。

受付の電話は停電機能付きのものでしたから、
患者さんからの電話が鳴り止まず、対応に追われました。

数日から最悪1週間ほど停電の長期化が予想され、
これは大変と準備していた非常用のグッズを
いろいろ試してみることにしました。

ところが、様々な非常用のグッズは
東日本大震災の頃に取り揃えていたものがほとんどでした。
ケータイ充電器をはじめ、使えないものがかなりありました。

一番情けなかったのが、
カセットコンロとカセットガスはあったのに
お湯を沸かすのに苦労したことです。

普段は電気ポットでお湯を沸かしていましたが、
ケトルがIH対応のものしかなく、
炊飯釜で沸かすしかありませんでした。

結局、車のバッテリーを使い、
電気ケトルでお湯を沸かして味噌汁やコーヒーを飲みました。

当日は夏日。
しかし、冷たいものばかりでは精神的に参ってきます。
温かいものを食べることのありがたさを痛感しました。

そうそう。

何ごとも『実践』が必要ですね。

実際にやってみないとわからないことは本当に多いです。
『実践』することから得られる
『気づき』は大きく、良い結果に繋がります。

『 28年の皮膚科外来診療で得られた経験をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿など
 「ニキビ改善」を意識できる「情報」を数多く提供。

 「誠実」に「継続」して発行を続け
  読んでいるうちに「ニキビ改善」への道が開ける定期便 』

になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を
毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せています。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、
ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を28年やってきた中で非常に重要と思い標語に
したものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

(バックナンバーは
  http://www.tokachi-derma.com/content/column
 をご覧下さい。)

第165回からは、
医師の『小林弘幸先生』の本
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(KKベストセラーズ)
の最終章にある『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
『腸を整える』という項目を発展させ、
『 腸 活 』について独自に掘り下げ、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えています。

『 腸 活 』とは、腸内にいる細菌の『善玉菌』を強化し、
正常な腸内環境を保って健康な体を手にいれることです。

『 腸 活 』が上手く行くと、
便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんの
『ニキビ改善』につながります。

前回は、
『 腸 活 』における『腸内環境を整える食事』について
『魚』『ナッツ類』『オリーブオイル』の3つについて考えました。

今回からは、
『 腸 活 』における『腸内環境を改善するひと工夫』を考えます。

今回は『水』をテーマに考えます。

私たちが生きていく上で欠かせない『水』。

『水の飲み方を工夫する』ことで『腸内環境が改善』する。

更には

『水の飲み方を工夫する』ことで『腸内環境が改善』
 して『ニキビ改善』につながる。

ならばこんなに素晴らしいことはありません。

1)起床後、コップ1杯分の水を飲む
2)こまめに水分補給をする

2つの『水の飲み方』について考えます。

1)起床後、コップ1杯分の水を飲む

人は就寝中も汗をかくため、
水分を取らずにいると腸内の滞留便から水分を吸収し、
便が硬くなって便秘の原因となります。

起き抜けに水をコップ一杯分飲むことで、
滞留便の水分が増えて排便しやすくなるだけでなく、
胃腸を刺激して腸の活動を活性化させます。

就寝中は口内の常在菌が繁殖するので、
水を飲む前に歯磨きをしましょう。

『滞留便の水分が増えて排便しやすくなる』
というのは納得のいくメカニズムですね。

『水を飲む前に歯磨き』
は、『水で口をゆすぐ』だけでも違います。

2)こまめに水分補給をする

体の水分は尿や便として排泄されるだけでなく、
皮膚からの蒸発や日中、入浴中の汗など
さまざまな形で体外へ出ていきます。

気づかないうちに
水分不足になっている可能性があるため、
毎日1、2リットルを目安に水分補給を意識しましょう。

『小林弘幸先生』は、
イ)起床時
ロ)帰宅後すぐ
ハ)お風呂上がり
この3つの場面で必ずコップ一杯の水を飲むそうです。

さらに、仕事中もデスクの上にペットボトルを置いて、
こまめにお飲みになるとか。

『こまめに水を飲む』ということが、
『自律神経を整える上でとても重要』
であるとのことです。

私の場合、
外来をやっていて『口の中がカラカラになる』ことがあります。
これは交感神経が異常に高まっているサインになるそうです。

そんな時、
私は少し時間をとってコーヒーや水を少し飲みます。
コーヒーは脱水につながることもあるので、水も用意します。
気分的にも、少し落ち着いて外来に戻ることができます。

これは、外来で患者さんをみる立場の医師となり、
開業以来続けている習慣です。

『 「こまめに水を飲むこと」が自律神経を整えてくれる 』
ということを毎日、実感しています。

『 起床後、コップ1杯分の水を飲み、こまめに水分補給する 』
ことで、

a) 滞留便の水分が増えて排便しやすくなり、
  胃腸を刺激して腸の活動が活性化する。

b) 自律神経が整った状態となり、
   落ち着いて仕事に取り組めるようになりストレスが減少する。

『 腸 活 』における『腸内環境を改善する大切なひと工夫』ですね。
『水』の飲み方を工夫するだけで、
便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんは
『ニキビ改善』につながります。

『ニキビ改善』はもちろん、
健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。

[今回のポイント]は以下の通りです。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆

      

【今回の4決め!落ち穂拾い】

『「 腸 活 」で「ニキビ改善」
   (7)腸内環境を改善するひと工夫
    〜 起床後コップ1杯分の水を飲み、
        こまめに水分補給する〜 』

  • ■ 医師の『小林弘幸先生』の本
     『自律神経が整えば休まなくても絶好調』の最終章にある
     『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
     『腸を整える』という項目を発展させ、
    『 腸 活 』を独自に掘り下げています。
  • ■ 今回は、
     『 腸 活 』における『腸内環境を改善するひと工夫』として
     『水』の飲み方を工夫することで、
     『ニキビ改善』につなげる方法を考えました。
  • ■『 起床後、コップ1杯分の水を飲み、こまめに水分補給する 』ことで、
      a) 滞留便の分が増えて排便しやすくなり、
      胃腸を刺激して腸の活動が活性化する。
      b) 自律神経が整った状態となり、
       落ち着いて仕事に取り組めるようになりストレスが減少する。
  • ■『水』の飲み方を工夫するだけで、
      便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんは
     『ニキビ改善』につながります。
  • ■『ニキビ改善』はもちろん、
      健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「落ち穂 その155」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

前回、お話させていただいた
10年振りで再会した、小中高時代の友人A君。

食事をしながら話をしていて話題になったのが『地震話』でした。
『8月10日に起きるって話あるみたいだからお互い注意しよう』
などと話半分、冗談めかして話をしていました。

それは外れたものの、
全くのプライベートの用事があり
A君にしばらくぶりでメールしたのが、
9月6日の午前零時5分。

それから3時間程で発生したのが、
今回の胆振東部地震でした。

これまた不思後な出来事でした。

次回も、
『 腸内環境を改善するひと工夫 』の続きを考えます。
それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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