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コラム 「 とかちの窓から 」Column

(2017年11月20日配信)

第159回 『「ゆっくりしゃべる」ように心がけて「ニキビ改善」 小林弘幸先生の休み方のコツから ~1~ 』

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

こんにちは。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

最近、テレビでやたらと目立つのが『クイズ番組』です。

芸能人から、東大生、小学生ーーー。
『クイズ番組』が放送されない日はほとんどありません。

私も負けじと、
軽い気持ちでテレビ画面を前に十分間ほど参戦しますが、
参加者にはかないません。

『はいはい。
 そこまでそこまで。
 さあ自分の仕事、仕事!
 番組の参加者とは住む世界が違うんだから。
 残った仕事を片付けないと大変、大変』
という感じになり、私の場合は最後まで見ることはありません。

そうそう。
『自分を客観視する』ことは、大切ですね。

『自分を客観視する』ことで、
自分の力を発揮できる分野を発見することが出来ます。

クイズの天才とは違う、私達凡才でも、
『自分を客観視』して努力を続けているうちに
違う光景が見えてきます。

『ニキビ』も同じです。
『ニキビ』で悩んでいたとしても、
『自分を客観視』して努力を続けていると
『ニキビ改善』につながります。

『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 27年の皮膚科外来診療で得られた経験をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿などの
 「ニキビ改善」に重要な良い刺激となる情報を数多く提供。
 「継続」して「自分を客観視」してチャレンジするうちに
 「ニキビ改善」への道が開ける定期便 』

になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を
毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せて
います。 (思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、
ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を27年やってきた中で非常に重要と思い標語にしたものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

このコラムでは、第15回までは『ニキビ治療の4ヶ条』を系統立てて
解説してきました。

第16回からは『落ち穂拾い』と題して、『ニキビ治療の4ヶ条』を
『基本中の基本(中核)』と考え、日々気付いたニキビ治療に関連した
こと一つ(今まで取り上げていなかったが重要なことなど= 落ち穂 )
にフォーカスをあて(= 拾い )、お話させていただいています。

(バックナンバーは
  http://www.tokachi-derma.com/content/column をご覧下さい。)

前回までは、
『マインドフルネス』という、
アップルやグーグルなどでも取り入れられ、
社員のストレスコントロールに役立っている方法を活用して
『ニキビ改善』につなげる方法を考えました。

今回は、医師の『小林弘幸先生』の本を読んで考えたことを取り上げます。

冒頭で取り上げた、『クイズ番組』と同様に、
最近多いのが『健康情報番組』です。

多数の有名な医師が出演し、
わかりやすい語り口で医学的根拠に基づいた情報を提供してくれます。

皮膚科の専門外の医学分野の情報を収集することは非常に大切です。
また、外来で患者さんに質問されることも多いため、
『健康情報番組』は結構マメにチェックしています。

様々な有名な医師の中で、特に昔から注目していたのが、
『小林弘幸先生』(以下 小林先生)です。

イケメン風の小林先生。
他の有名先生が優しい口調なのに対して、
厳しいはっきりとした物言いが印象的です。

以前、札幌で行われた内科系の講演会で、
小林先生の講演を聞いたことがあります。

講演内容は消化器系のお話だったのですが、
先生の外来は新患は2年待ちとか。
外来を如何にこなすかについて内輪のお話も聞かせていただきました。
臨床的にもすごい先生だと感心しました。

最近、書店で何気なく手にしたのが小林先生の
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(KKベストセラーズ)
という本でした。

本の内容はとても有用なものですが、
特にこれはすごいと思ったのが、最終章にある
『効果絶大な休み方のコツ25』でした。

今回は、その中から
『ゆっくりしゃべる』という項目を取り上げさせていただき、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えます。

日々、患者さんを見ていて気づくこと。
『早口でしゃべる患者さんは、ニキビを含む皮膚病が改善しにくい』
ということです。

『早口でしゃべる患者さん』は、一見頭の回転が良いように見えます。
でも、診察する立場から見ると落ち着きがなく見えます。
実際、人の話をあまり聞かない怒りっぽい方も多いですし、
ヒステリックでメンタルクリニック通院中という患者さんも多いです。

『ニキビ』患者さんで、特に『早口』の傾向がある人の場合、
外来で少し会話しただけでも印象が悪く感じられてしまうのですから、
『早口』が所々で顔を出し、対人関係が悪化しやすいと推測できます。
結果、ストレスを抱え『ニキビ』が悪化している可能性があります。

『早口』について考えてみましょう。

人は、怒りに突き動かされていると、
どうしても『早口』になります。

医学的に『早口』は、
イ)交感神経が高くなっていて、呼吸も浅く短くなります。
ロ)血圧が上がって血液もどろどろです。
ハ)心身にとって非常によくない状態です。

『 見た目もみっともない。
  ヒステリックにわめき散らしているさまは、
  決して格好いいものではありません 』
と小林先生は、厳しく指摘しています。

『 普段から、穏やかな気持ちで過ごすために、
  ゆっくりと話すクセをつけましょう。
  それだけで自律神経が整い、怒りと無縁になります 』
と小林先生は、『ゆっくりと話す』ことの大切さを力説されています。

医学的に『ゆっくり話す』ことは、
イ)呼吸も深くゆっくりしたものになります。
ロ)副交感神経が高まり、リラックス状態に入ることができます。
ハ)心身にとって非常に良い状態です。

『ゆっくり話す』ことのメリットは、たくさんあります。
イ)思慮深く見えるので、仕事での信頼感が増します。
ロ)がつがつした感じがなくエレガントに見えます。
ハ)調子に乗っての「ぽろっと失言」が無くなります。
ニ)考えて話すので、ポイントを絞ったわかりやすい説明ができます。

『早口』を直すにはどうしたら良いでしょうか?

『最初の一言を、自分が思っているよりもはるかにゆっくりめに話す』
ことが大切と小林先生。

その声が自分の耳に入ることで「あ、ゆっくり話せているな」と
確認でき、その後もペースが保てるという訳です。

『早口』の『ニキビ』患者さんは、
落ち着きがなく、怒りっぽく見えます。
『早口』が所々で顔を出して対人関係が悪化しやすく、
ストレスを抱え『ニキビ』が悪化している可能性が大いにあります。

『 最初の一言を、
  自分が思っているよりもはるかにゆっくりめに話して
  「早口」を矯正しましょう。
  失言もなくなり信頼感が増して、人間関係が良好になります。
  ストレスの減少が「ニキビ改善」につながります。 』

お金も特別な器具もいらないこの方法。
『ニキビ改善』につながるとっても大切な方法ですね。

[今回のポイント]は以下の通りです。

      

【今回の4決め!落ち穂拾い】

『 「ゆっくりしゃべる」ように心がけて「ニキビ改善」
   小林弘幸先生の休み方のコツから ~1~  』

  • ■ 医師の『小林弘幸先生』の著書
     『自律神経が整えば休まなくても絶好調』は良書です。
  • ■ 特にこれはすごいと思ったのが、最終章にある
     『効果絶大な休み方のコツ25』。
  • ■ 今回はその中から『ゆっくりしゃべる』という項目を取り上げ、
     『ニキビ改善』につなげる方法を考えました。
  • ■『ニキビ』患者さんで、特に『早口』の傾向がある人の場合、
      落ち着きがなく怒りやすく感じられ、対人関係が悪化しやすく、
      ストレスを抱えて『ニキビ』が悪化している可能性があります。
  • ■『 普段から、穏やかな気持ちで過ごすために、
       ゆっくりと話すクセをつけましょう。
       それだけで自律神経が整い、怒りと無縁になります 』
      と小林先生は力説されています。
  • ■『最初の一言を、   自分が思っているよりもはるかにゆっくりめに話して
      「早口」を矯正しましょう。
      失言もなくなり信頼感が増して、人間関係が良好になります。
      ストレスの減少が「ニキビ改善」につながります。 』
  • ■ お金も特別な器具もいらないこの方法は、
     『ニキビ改善』につながるとっても大切な方法です。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「落ち穂 その143」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

私の場合、診療中、患者さんに重要なことを話す時には、
ゆっくりとメリハリをつけて話をするように心がけています。
でも、仲間内で話をする時には『早口』になることも多いです。
つい調子に乗っての失言もあります。

また、外来が混雑すると『早口』になってしまうことも多いです。

これは本当に気をつけないといけませんね。

初雪の便りも聞かれる季節になりました。
今年もあと1ヶ月余り。

体に気をつけて頑張りましょう。
次回も、小林弘幸先生の本を読んで考えたことを取り上げます。

それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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